つぶりの歴史

粒里ができるまで。

農産物の輸入自由化とコメの市場原理導入によって、農家経済は近年特に悪化しました。コメの収入源がそのまま所得減に結びつき、更に農地価格の低下による担保力の減退が水田地帯を直撃。栗山町も例外ではありませんでした。

このような状況に対応すべく、平成11年12月に18戸で地区の検討委員会を設立。地域全体で生産コストの低減を図るため、農業機械の共同利用組織化を進めて地域農業の維持・発展を目指しました。これは一定の効果がありました。しかし、更なる生産コスト削減には機械利用組合だけでは限界があったため、完全協業型の農業生産法人の立ち上げの検討が決まりました。

平成12年8月10日、高齢化と生前贈与等の理由の3戸を除き、15戸で法人設立準備会に移行。生産管理部・組織建設部・資産引継部の3部構成で検討を重ねました。そして11月28日の最終準備会で、8戸で農業生産法人を目指すことに。

平成13年2月2日の法人の定款認証、さらに2月21日の完全協業型の農業生産法人『(有)粒里』の設立登記が完了。2月26日、農業委員会の承認を得て、晴れて法人としてのスタートを切りました。

粒里のこれから。

(有)粒里は、農地の利用集積を促進するために、平成13年12月27日大井分地区の特定農業法人として承認を得ました。乾燥調製施設を核とした作業体系を確立するとともに、農作業受託による農作業の効率化や不慮の事故などによる農作業の受け皿として地域営農を促進しています。

また、景気の低迷から農外収入が期待できない場合の地域雇用の受け皿として、人手不足の農家への従業員派遣などを通じて大井分地域農業の中核としての役割を積極的に担っています。

新たなチャレンジ。

現在、粒里が新たな取り組みとしてチャレンジしているのは、米粉と栗の木です。麺用として使う米粉に取り組み中で、米100%を目指しています。実現できれば、アレルギーの方にも安心な麺の精製が可能になります。栗の木は現在栽培をすすめています。現在品種について試行錯誤を続けており 北限の栗として栗山独自の栗品種実現を目指しています。